このクラフトビールは身延のレガシーを一つに繋ぎます。
山梨県の南に位置する「身延町」には、町の象徴でもある身延山 久遠寺や武田信玄の隠し湯とされた下部温泉、農水省のGI認証(地理的表示保護制度)を受けたあけぼの大豆、450年の歴史をもつ西嶋和紙、富士五湖の中で一番の透明度を誇る本栖湖など、たくさんの次世代に伝えていくべき伝統や遺産があります。
それらのレガシーを「ビールを通して一つにしたい」という思いから、この醸造所はスタートしました。まずは山梨大学の協力を得て身延山の桜をはじめ、町内の名所からビールに一番適した酵母を集めました。その酵母を使い日本のミネラルウォーター発祥の地である「下部の水」を使用し、身延町内で育てた大麦とホップで仕込むビールは、数あるクラフトビールの中でも群を抜いてストーリー性に富んだ生い立ちを持っています。